カナスレを使用するにあたって心がけておきたいこと

2010年2月23日コメント (2)

Go君からカナスレ記事の依頼を受けたのでまずは基本的なことを書いておこう。
あくまで僕個人の意見ですので軽く流して読んでください。

その１
「レガシー環境を人一倍理解する」
カナスレは他の青が入っているデッキと比べると出来ることと出来ないことがはっきりしていてかなり尖った構成になっています。
１つのプレイミスや判断ミスがそのまま負けに直結してしまうこともありえます。
だからこそ相手の１～２ターンの動きを見て、「相手がどんなデッキか」「どんなカードが何枚はいっているか」「どうやって勝つか」を瞬時に判断できなくてはなりません。
これはとにかくたくさんのデッキと対戦して自分なりに戦い方を見つけていくのが良いですね。

その２
「常に最速の動きを考える」
カナスレは基本的にフルパワーのデッキと戦うことを想定につくられていません。長引けば長引くほど不利になります。
カナスレを使っていて「残りライフはいくつですか？」と聞いてこられる方がいますがそれは間違いです。
常に最初にキープした手札から「最速何ターンでスレッショルドして(もしくはタルモゴイフがどのくらい成長するか)何ターンで何点削れるか」などを常に考えて行動しなくてはなりません。
最終的に盤面で負けていても火力やIceで押し込めばそれは「勝ち」です。

その３
「開き直ることも大切」
カナスレは他の青いデッキにくらべてアドバンテージは取れないし一度劣勢になった場を劇的に変えてくれるカードも入っていません。
だからこそ「このponderで稲妻２枚見えないと負け」とか「不毛の大地起動するけど返しで相手に土地引かれたらやばい」なんて場面もたくさんあります。
正直言ってそれは運です。
でも逆を言うと「ponderで稲妻２枚見えたら勝ち」ですし「土地を引かれなければ勝ち」です。
色々考えてそれしかない場合は開き直って自分の運にかけてみましょう。
安定したい方にはCTGをオススメしますww

その４
「メインよりもサイド後の練習」
カナスレは基本的にメインは「Stifleと不毛の大地で相手のマナを縛りカウンターや火力を補助に速やかに殴り勝つ。」といった明確なプランがあります。
しかしサイド後はいろんな動きをしなくてはいけませんのでメタにあったサイドボードを決めてきちんと使用できなくてはいけません。
カナスレに限らずどんなデッキでもメインよりもサイド後に戦う数の方が多いのですからしっかり練習したほうが良いですね。

その５
「ブラフは大切」
とにかくブラフは大切です。
Stifle持ってなくても常に構えているように見せてください。
カウンター持っていなくても少し考えるとか(相手に迷惑がかからない時間で)サイド後Dazeを全抜きしていても持っているようにふるまうとかです。
あと土地しか引かなくても序盤はむやみに並べないことです。
カナスレにおいて４枚以上土地が並ぶことは「事故」ですから手札に貯めましょう。
たくさん火力やカウンターを持っているように装ったりまだ見ぬ「Brainstorm」を引いた時のために温存しておきましょう。

ちょっと疲れてしまいました。
とりあえず上記にあげた５つを心がけておくだけでも全然違うと思います。
あとは友達を大切にしましょう。

「自分がマジックをプレイすることが出来るのは向かいに座っている相手がいるから」

これが一番大切ですね。